名探偵コナンの中でも特に人気の高い神回を紹介しています。
今回は第57、58話となる「ホームズフリーク殺人事件」です。
このホームズフリーク殺人事件ネタバレ、犯人と最後の結末や動画についてご紹介します。
名探偵コナン 57話:ホームズフリーク殺人事件(前編)
コナン重要回の一つにして、ついにコナンの正体がある人物にバレてしまうお話です!
山奥の崖上にあるペンションでシャーロック・ホームズフリークツアーが行われました。
企画者は金谷裕之(51)で、彼はペンションオーナーです。
コナン・毛利小五郎・蘭のいつもの一行はこのツアーへ参加しました。
他の参加者はまず、高校教師の川津郁夫(25)、
駅員の藤沢俊明(47)、
図書館司書の清水奈々子(24)、
占い師の戸田マリア(43)です。
さらに同じ推理研究会に所属する大学生、戸叶研人(22)と大木綾子(21)のカップルです。
しかしホームズマニアではない小五郎は苛立ってばかりです。
反対にコナンはどんどんツアーに馴染んていくので、蘭はコナンを見つめ微笑みます。
シャーロックホームズが好きなアイツ(新一)に似ていると…。
そんな事をつぶやく彼女に、ある声が割って入ってきます。
「(それは)工藤新一の事やろ?」
そこには「外交官殺人事件」の時に登場した服部平次の姿がありました。
彼は今回2回目の登場です。
さて肝心のツアーでは、恒例の超難問クイズを行い、その景品はコナン・ドイルの出世作「緋色の研究」の初版本です。
これにはコナンを含め参加者一同目を輝かせました。
しかしオーナーはそのクイズの前に、ホームズカルトテスト1000問を解かせます。
カンニング防止の為に、ペンションには防犯カメラや盗聴器が備え付けられていました。
ちなみに1000問テストには、こんなものがありました。
「作品中に登場した暗号、“踊る人形”のすべてを正確に書き記せ。」
こんな超難問普通は解けませんが、コナンは難なく解きました。
次の日、昼になってもオーナーが姿を見せないので、それに苛立ち自室に戻っていく参加者がいましたが、コナン一行と服部平次、そして戸叶研人と大木綾子は、彼を待ちました。
それでもオーナーは来ませんが、ふと窓の外を見るとゆっくりオーナーが乗った車が走っているのですが、なんと崖に向かっていたのです!
驚く一同ですが、コナンと平次は1階の窓から外へ出て、車に駆け寄ります。
しかし車はスピードをあげ、彼らが呼びかけてもオーナーに反応はありません。
そしてついに、崖下へと真っ逆さまに車は落ち、大爆発を起こしてしまったのです。
オーナーの死が皆に伝わり、一同驚愕し、他殺か自殺か悩みます。
コナンと服部は、落ちる前の車にいくつも不自然な点に気づいた為、現場検証をします。
その最中、服部はふと気づきました。
前回の外交官殺人事件でも、コナンが同じような事をしていたことを…。
その後、皆が知らぬ間に全ての電話機が壊され、クイズ景品の初版本も消えてしまいます。
しかも唯一残った車も壊され使えなくなっている始末。
山奥のペンションに一同は「陸の孤島」に閉じ込められたのです。
そうなると参加者達は犯人探しに躍起になります。
残念ながら防犯カメラはダミー。
それでも大木綾子がいち早く犯人とトリックを見抜き、高笑いをしますが、その後「勘違いだった」と発言を取り消してしまいます。
これにはコナンと服部は解せません。
すると、今度はガレージが爆発、大炎上!
しかも中には外に散歩にいった大木綾子がいると思われ、すぐに皆で消火を開始します。
その時藤沢俊明が妙なことを口走ります。
「早く消してくれ!!でないとあの本が!!」
コナンと服部は反応しますが、まずは目の前の火を消さねばなりません。
火が消えると我先に藤沢俊明がガレージの中の車に近づきますが、腰を抜かします。
戸叶研人も覗いてみると、真っ黒に変わり果てた大木綾子の死体が横たわっていたのです。
死体は黒焦げで、コナン作品の中でもグロい表現のものとなりました。
恋人の死に絶望する戸叶研人。
また、ガレージの炎上当時、全員がペンション内にいたことから、死んだはずのオーナーが実は生きているのではないかと、オーナー犯人説が浮上します。
加えて青ざめた藤沢俊明がそれに拍車をかけます。
彼には初版本を餌に、爆発時刻にガレージに来るようにというメッセージカードが届いており、もし彼がガレージに行っていたなら、殺されていたはずだったのです。
この事から大木綾子も、あの初版本を餌におびき寄せられた事が推測されました。
そうしている間にも服部はコナンの行動に疑問を持つようになります。
小学生のコナンがあまりに的を得た推理をするからです。
と今度は、急に部屋が真っ黒になります。
停電かと思った一同ですが、その闇の中に強い殺意を抱く視線とキラリと反射する物が、映ります。
アイスピックです。
「ぐわあああああ…」と、男性の悲鳴がとどろきます。
明かりが戻ると、藤沢俊明がアイスピックで刺され、倒れているではありませんか!
窓ガラスが割られ、犯人は逃げたようでした。
名探偵コナン 58話:ホームズフリーク殺人事件(後編)
藤沢俊明は命に別状がなかったものの大怪我です。
そしてオーナーが犯人だと思っている彼は、オーナーを罵る言葉を叫びます。
実は彼はオーナーが出版したホームズ本作りの協力をした事もあったようなのです。
しかしながら、彼が刺された時に割れた窓は内側からのもので、犯人がペンション内にいた人物だという事が判明します。
そんなピリピリとした空気ですが、小五郎は素っ頓狂な推理をしています。
コナンは見かねて、いつも通り事件を解く糸口と成り得る助言をしていきます。
ところがそれが行き過ぎた為、服部に怪しまれ、コナンが工藤新一なのではないかという疑問すら彼に抱かせてしまったのです。
再びオーナーの死に関しての推理・考察が行われます。
車のハンドルをしっかり握っていたオーナーの死体の事を考えると、死後硬直が起こっていたことが推定されました。
しかし硬直にかかる計算を普通にすると、つじつまがあいません。
さらに車のスピードがあがった理由も考えなくてはいけません。
と川津郁夫がふと言った一言で、コナンと服部はその謎を解き明かします。
「死人が勝手に動くわけじゃあるまいし…」。
これで犯人が使ったトリックに2人は気づいたのです。
そして証拠を探ると、生前の大木綾子の行動がヒントになりました。
彼女はとある人物のもとへ行き、テストのカンニングをしようとしたようなのです。
小五郎はさらに戸田マリアを疑うので、コナンは服部に推理させようと促します。
しかし彼はあえてわからないフリをします。
彼の前で小五郎を麻酔銃では眠らせられないコナンは、隙を見て彼に麻酔銃を打ちました。
そうして服部を使ってコナンは推理を始めたのです。
しかし関西弁が喋れないコナンは、酷い言葉遣いを多々使います。
「オレもたった今犯人がわかって…しもたんでんがな!(原文のまま)」
それでもコナン(服部ボイス)はそのまま推理を続け、ついに犯人を指差しました。
「戸叶さん!あなたや!」
すでに戸叶研人は冷や汗をかくも、負けじと反論し死後硬直の問題になりました。
死後硬直が解ける時間を見計らって、死体のオーナー金谷裕之を車に座らせますが、そのままではトリックには使えません。
しかし、車内はヒーターがつけられており、外気温が高くなっていたのです。
そうして本来40時間以上経たないととけない死後硬直を、早める事ができたのです。
これにより死体による自動運転並びに加速し得る装置の完成です。
しかも崖下に死体を落としてしまえば、それが発覚することもないわけです。
それでもまだ戸叶研人には、大木綾子がガレージで焼き死んだ時に、ペンション内に皆と一緒にいたというアリバイがあります。
しかしこれにもコナン(服部)は難なく答えます。
「ガレージの車の後部座席の下にホームズの初版本が隠してある」と言えばいいと…。
そうすれば、車は壊されて電気をつけることができないので、彼女は明かりを付ける必要に迫られ、ライターを使うことになります。
ガソリン漏れをした車のそばで火をつければ、一気に燃え上がります。
大木綾子自身に火をつけさせることで、戸叶研人はアリバイを作ったのです。
彼女を殺害する動機は、犯人である証拠とトリックを見破られたからでした。
とはいえ、このトリックは本来藤沢俊明を殺す為のものだったので、急場しのぎの手段で藤沢俊明を殺さざるを得なくなり、その事件では多くの証拠を残してしまったのです。
しかしこれでも戸叶研人はまだ犯行を認めないので、コナン(服部)は彼をひっかけます。
ホームズカルトテストの内容を突然喋り始め、「第241問 暗号“踊る人形”を使って、ホームズが犯人に出した手紙の内容は?」とクイズの答えを戸叶研人に問います。
焦りながらも、ホームズオタクの戸叶研人はその答えをすんなり述べました。
しかし…。
「そんな問題ありませんでしたけど」。
ついに戸叶研人はボロを出しました。
清水奈々子を始め、皆が口を揃えて問題の存在を否定したのです。
慌てる戸叶研人をよそに、コナン(服部)は続け、正しい問題を言います。
「作品中に登場した暗号、“踊る人形”のすべてを正確に書き記せ。」
こんな超難問を忘れる人はまずいませんし、ホームズオタクの彼なら尚更ありえません。
実は彼は問題を覚えていなかったのではなく、解く意味がないとわかっていたのでテストを解いていなかったのです。
なぜならばオーナーがすでに死んでいる事を彼だけは知っていたからです。
彼のテストの答案用紙が白紙だったことを、カンニングに来た大木綾子が知ってしまい、それで彼が犯人だとわかったのです。
戸叶研人は絶句し青ざめ、膝をつき、ついに反論できなくなりました。
そして藤沢俊明を殺そうとした動機も、コナン(服部)は解き明かします。
動機は、オーナーと藤沢俊明が書いた本「アイリーン・アドラーの嘲笑」です。
アイリーンはホームズを出し抜いた女優であり、オーナーらの執筆した本の内容は、ホームズが推理ミスをしたかのようなものでした。
普通にこれだけ聞くと、彼の動機は「ホームズがバカにされたから」と考えるべきです。
ですが本人がそれを否定します。
「アイリーンはシャーロックが認めた唯一の女性…その彼女がシャーロックをあざけ笑うなんて…僕には考えられない」
戸叶研人はこう自白し、事件は終わったのでした。
極度なホームズオタクの彼なりの動機だったのです。
一先ず一件落着!
すると服部はコナンの麻酔銃から目を覚まし、蘭に事件を解決したことを褒められます。
キョトンとする服部ですが、すぐに「朝飯前でんがな(原文のまま)!」と答えます。
コナンは正体がバレずに済んだとホッとしました。
と思いきや…、
「おまえ工藤やろ」。
真剣な服部の目がコナンをにらみつけます。
本当はコナンが変声機を使って推理をしていたのを見ていたのです。
さらに、コナンの推理の組み立てが工藤新一そっくりである事も見抜きました。
それでもコナンはまだ自白しません。
そこで服部は、冷や汗流すコナンにとどめを刺します。
蘭に「ごっつ面白い話が…」と服部がコナンを煽ると、「ちょっとまったあああ」とコナンの声が響き事件が終わるのでした。
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ついに自白したコナン。
自分が小さくなった経緯を服部に説明しました。
コナン史上初めての正体がバレたお話となったのです。
そして服部は麻酔銃で眠らされた復讐に、蘭に彼女の事を「ややこしい女」だと工藤新一が言っていたと吹き込んだのでした。
正体がバレ、意地悪をされたコナンでしたが、それでも蘭には正体をバラさない服部の性格に救われたわけでもあったのでした。
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