「黒の組織」は、コナンの正体である工藤新一を幼児化させた薬「APTX4869(アポトキシンよんはちろくきゅう )」を開発した、国際的犯罪組織です。
主に重要人物の暗殺や秘密取引などをしており、「黒ずくめの組織」などの呼び名もあります。
ストーリーの中で重要な謎がある黒の組織について、解き明かしてみたいと思います!
「黒の組織」とは?
黒の組織の活動は、闇取引をしたり薬品の開発をしたりするなど、謎に包まれています。
真の目的は、「多額のお金を集めること」、「死者を蘇らせること」、「人間を別人として生まれ変わらせること」などとも言われています。
なんと、死者を蘇らせる研究を50年前からしているそうです。
黒の組織は、裏切り者や組織の敵になる者は容赦なく暗殺します。
暗殺するのは基本的にターゲットだけですが、取引や暗殺などの目撃者も抹殺するなど、徹底して証拠を残さないやり方です。
メンバーは皆、全身黒づくめの衣装を着ていて、何らかの「極秘プロジェクト」のために、優秀な科学者やプログラマーを集めています。
黒の組織に所属するメンバーは、ジンやウォッカやシェリーなど、皆お酒にまつわるコードネームで呼ばれています。
ちなみに原作者の青山剛昌によると「黒の組織」という呼び名は通称で、本来は正式な団体名があるそうです。
言うとボスの名前がバレてしまうんだとか?!
黒の組織の正体は、正式名称がわかれば正体もわかってしまうようです。
そして、鍵を握るボスの正体は、もう単行本のどこかに出ているんだそうです!
気になりますね!
単行本1巻からずっとストーリーに関わっている謎の組織ですが、いつか正体が明かされる日は来るんでしょうか?
謎が解き明かされる時が楽しみですね!
「黒の組織」の謎に包まれた正体と目的
黒の組織の取引を見てしまった工藤新一を抹殺しようとして、黒の組織は新一に毒薬の「APTX4869」を飲ませたのですが、薬の副作用で小さくなってしまった新一は、コナンとして黒の組織の謎を追うことになります。
この「APTX4869」が黒の組織の目的を解く最大のヒントです。
この「APTX4869」は灰原哀が作ったものではなく、灰原哀の両親が作った薬です。
灰原哀が黒の組織から抜けだす直後に携わっていたのは別の薬でした。
幼児化できる薬「APTX4869」に対して
「灰原哀が作ろうとしていた薬」が導くものが、黒の組織の最大の目的だと思います。
おそらく幼児化(若返り)に対する老化(成長)ではないでしょうか?
若返ったり、年を取ることが自由に出来る。
直接的ではありませんが、間接的には「不老不死」にもつながりますよね。
ある意味
「人間を別人として生まれ変わらせること」にも近いものがあります。
名探偵コナンのクライマックスでは、
意外な人物が、実は子供だったり、大人だったり。という事が出てきそうです。
「黒の組織」のメンバーとスパイ
現在の黒の組織は、「あの方」と呼ばれているボスのもとに、たくさんのメンバーがいます。
幹部は、ボスの側近の「ラム」、
コナンに「APTX4869」を飲ませた「ジン」、
女性幹部の「ベルモット」。
正規メンバーは、ジンの右腕役の「ウォッカ」、
女性スナイパーの「キャンティ」、
男性スナイパーの「コルン」、
コードネームなしの「老人」など。
灰原哀も「シェリー」として黒の組織に所属していましたが、その後に脱退します。
その他に、故人となったメンバーも、「テキーラ」、
「スコッチ」、
「キュラソー」など、たくさんの人物がいます。
また、警察組織などのスパイも紛れ込んでいて、黒の組織の活動を探っています。
公安警察の降谷零(安室透)は「バーボン」として、
FBIの赤井秀一(諸星大)は「ライ」として、
CIAの本堂瑛海(水無怜奈)は「キール」として、
それぞれ潜入捜査をしています。
その他にも何人かの警察関係者などが、スパイとして潜入していると言われています。
けっこうザルな管理体制とも言えますね・・・^^;
※黒の組織のボス「あの方」の正体の記事もあります。