「名探偵コナン ゼロの執行人」ネタバレ!犯人とトリックや最後の結末!

映画劇場版名探偵コナン ネタバレ

映画「名探偵コナン ゼロの執行人」は2018年公開されました。
劇場版『名探偵コナン』シリーズの第22作目です。

公安警察の降谷零であり、黒の組織のバーボンでもある人気キャラ、安室透が今作のメインキャラクターです。

この劇場版「名探偵コナン ゼロの執行人」ネタバレと最後のラスト結末、犯人やトリック紹介します。

今作では、蘭の母、毛利小五郎の妻である妃英理が12年ぶりに劇場版に登場。
警視庁管理官、黒田兵衛が劇場版に初登場となります。

伏線部分にはアンダーライン
推理回答にもアンダーラインを引いておきますね^^

 

「名探偵コナン ゼロの執行人」あらすじ

「名探偵コナン ゼロの執行人」あらすじ

監督:立川譲
脚本:櫻井武晴
原作:青山剛昌
主題歌:福山雅治「零 -ZERO-」

爆破事件の容疑者として逮捕された毛利小五郎。

コナンは小五郎の無実を証明するために疾走しますが、そこに立ちふさがるのは公安警察の降谷零。

降谷零(安室透)は味方ではなかったのか?

それぞれの信じるもの、正義のために事件は大きく動き出します。

 

名探偵コナン ゼロの執行人ネタバレ

名探偵コナン ゼロの執行人ネタバレ

5月1日の東京サミットの開催場所として新たに建設された「エッジ・オブ・オーシャン」。

カジノタワーや和を基調としたレストラン、水をふんだんに取り入れた統合型リゾートが完成し、公安はテロ対策も兼ねて不備などが無いか事前調査をしていました。

突如、爆発音が鳴り響いて火の手と煙が上がり、中にいた人たちに死傷者が出てしまいます。

 
ニュースで爆発事故を見てコナンはサミットの前に起きたことからテロ事件ではなく事故だと思いました。

しかし、公安の調査で送電などに使われる高圧ケーブルの格納用の扉から指紋が見つかり、容疑者として毛利小五郎の名が挙げられてしまいます。

警視庁公安部の風見がやって来て任意同行を求めますが毛利は容疑を否認し、手を振りほどいてしまったため公務執行妨害で連れてかれてしまいました。

コナンは1階のポアロで掃き掃除をしていた安室に公安はどうして強硬な手段をとるのか聞きますが、彼はそうせねばならない。と答えるだけ…

コナンは涙を流す蘭を見て捜査を始めます。

 
まず阿笠博士の30キロまで飛べるドローンにより、爆発現場の映像を確認。

撮影した爆発片から灰原哀が爆弾を特定しようと考えましたが、それはレストランの厨房の品である圧力ポットだと分かります。

当てが外れて焦るコナンの元にさらなる悲報が…

公安の調べで毛利のパソコンから建物の見取り図や、ガス爆発を起こすための遠隔操作がなされたという証拠が見つかり容疑が固まりつつあったのです。

 
裁判を控え、別居中の妻である妃英理に弁護を頼む蘭でしたが、肉親の弁護は不利になることから彼女は他の弁護士を探します。

しかし、「眠りの小五郎」として有名であることから弁護士が見つかりません…

そんな時、オフィスを持たない弁護士、通称「ケー弁」であるという橘境子が事務所を訪ねてきます。

彼女はフリーで弁護を請け負い、公安の扱う事件を担当してきた経歴があって、英理も口出ししやすそうなことからお願いすることになりました。

しかし、公安の事件は有罪になりやすい事件が多いこともあって橘境子は最初から諦め気味…
そんな言動もあってコナンは彼女を疑い始めます。

 
東京地検にて毛利の元に訪れた検事の日下部誠が取り調べを進め、動機が不十分なことから統括検事の岩井に起訴を待つことを進言します。

しかし、岩井は公安とのつながりもあって起訴の手続きをしてしまいました。

コナンは目暮警部に会って話を聞きます。
そこに風見が通りかかったため、密かに風見に盗聴器を付けて更なる情報収集を始めました。

 
ある時、安室透はコナンに、なぜ毛利や蘭のために一生懸命なのか、理由を問いかけます。

そこに偶然やってきた風見。

安室透は風見に付けられた発信器を見抜き、「これでよく公安が務まるな」と言い放ち去っていきました。

 
風見は盗聴器をコナンの仕業だったのかと疑いますが、子供だからできるはずは・・・と思いなおします。

そしてふと「安室は人殺しだ」と呟いてしまいます。

コナンに話しやすさを感じたと打ち明ける風見に、コナンは安室透は「ゼロ」と呼ばれていることを知っていると言うと、風見は「君は何者なんだ?」と問い、「江戸川コナン、探偵さ」と答えるのでした。

 
その後、事件に大きな進展がありました。
なんと爆破には「Nor(ノーア)」というソフトが使われており、毛利のパソコンがアクセス先の経由に使われていたと分かったのです。

これで毛利小五郎の疑いが晴れました。

あの爆発は、遠隔で電子機器を操作することにより厨房にガスを立ち込めさせて、ポットから出火させて爆発を起こしたと分かりました。

その頃から、他にも一般家庭のスマート家電が暴走して動作や発火し、車も勝手に動きだしたりするという事件が立て続けに起きます。

コナンは目暮警部に、これは犯人によるサイバーテロだと警告しました。

 
コナンは公安が毛利を容疑者として仕立て上げるため、指紋を転写して現場証拠に使ったと推理します。

それは安室透がガス爆発による事故になると犯人を特定できず捜査が進まないことを恐れたはずだ…

そしてサイバーテロと分かったことで犯人の真の目的がわかり、コナンは安室透と合流して警視庁へ急ぐのでした。

 
蘭たちは毛利を迎えに警視庁に訪れており、無事を喜んでいましたが突如、署内の電源が落ちます。

サイバーテロだと騒ぎが起きる中、無人探査機「はくちょう」が火星から帰還し、なんと警視庁に向かって落下してくると言う報告が入ります。

コナンたちが警視庁に着くと、避難する人々の中にスマホで探査機のコードの書き換える画面を見ていた犯人を見つけました。

それが検事の日下部誠であり、日ごろから公安の一方的な捜査や判断に正義は無いと思っていた人物でした。

逃げた日下部を安室透は捕らえ、彼の一番の動機は民間人の協力者だった羽場二三一の自殺によるものだと語ります。

羽場と日下部は互いの正義と信念を持っていて深い絆がありました。

そんな中、羽場はNAZUの不正アクセス事件で逮捕されてしまったのです。

日下部の捜査のため不法侵入と窃盗を行った羽場ですが、告発せず公安による異例の取り調べ後に自殺してしまったのです。

コナンは日下部がスマホのロック解除時に「88231」と押していたこと、ポットが爆発原因だと分かる前に検事として提出した資料に添付していたことから犯人だと分かったのです。

 

「名探偵コナン ゼロの執行人」の犯人

「名探偵コナン ゼロの執行人」の犯人

公安を恨んだ日下部は一般人を巻き込まないようサミット開催前の事前調査のタイミングで爆破事件を起こし、サイバーテロが原因になるように冤罪を防ぎました。

そして探査機のコードを書き換えて警視庁に落下させようとしたのです。

 
多少の犠牲者が出ることもやむを得ないと言い切った日下部に対し、コナンはそれで正義と言えるのかと問います。

探査機のコードの書き換え時間が迫る中、正しいコードを教えようとしない日下部に対して安室透たちは一つの策を講じるのでした。

 
博士のドローンにより撮影された警視庁の屋上の映像を日下部に見せ、そこには羽場が…
彼が生きていたことに日下部は驚きます。

協力者だった自分を庇うために自殺したと思っていましたが、実は安室透の取り調べ時に自殺に見せかけて公安に保護をしてもらっていたのです。

羽場は日下部に呼びかけ、コナンはこのまま警視庁に無人探査機がぶつかれば命が危ういと訴えます。

日下部は観念して書き換えたコード「HABA_231」を伝えて急いで屋上へ。

しかし、そこにはドローンしかいませんでした。

実は、羽場は博士の家にいて、その映像は博士が作った合成画像だったのでした。

 
そして探査機から切り離されたカプセルの軌道が戻らず、ドローンに公安が保管していた爆弾を積んで間近で爆破させることでようやく危機は去ります。

公安は日下部を逮捕し、そこに橘境子と風見がやって来ました。

風見は境子に羽場が裁判官になれずに罷免された際の言動から危険性を感じて監視をするように頼んでいたのです。

境子も協力者でありながら、事務員として有能で優しかった羽場を愛してしまいました…

だからこそ、自殺を知って公安を同じく恨んでおり、毛利を有罪にしたいと考えていたため、その態度がコナンに引っかかっていたのです。

 
風見は今回の件で協力者の関係を解き、羽場の居場所を書いた紙を渡そうとしましたが、境子は羽場を愛したことも含めて公安の思い通りになったわけでは無いと一蹴し、その場を去っていきました。

 

「名探偵コナン ゼロの執行人」ラスト最後の結末

「名探偵コナン ゼロの執行人」ラスト最後の結末

その時、カプセルがエッジ・オブ・オーシャンのカジノタワーにぶつかるという知らせが入り、安室透とコナンは急いで向かいます。

警視庁周辺から避難した大勢の人々がタワーにいる中、残り時間は5分…

安室透は車を飛ばして車間を抜け、モノレール用の道を走ってカジノタワーの隣のビルへ。

 
エンジンをふかして空へ舞う準備を済ます中、コナンは気になっていたことを聞きます。

「前から気になってたけど、安室さんって彼女いるの?」

と、問われた安室透は微笑んでこう答えるのでした。

「僕の恋人は、この国さ!」

と同時に車を飛ばし、上階からカジノタワー方面へダイブ。

コナンは身を乗り出して花火型サッカーボールを蹴り上げ、カプセルの機動を修正して海に落とすことができました。

安室透は空中でコナンを捕まえ、ビルの窓に向かって銃を撃ってガラスを破り室内へ。

 
コナンは無事に事件を解決したことで、最後の答え合わせとしてなぜ小五郎を容疑者に仕立て上げたのかと安室透に問いかけます。

すると、小五郎のためならコナンが全力で“協力者”になってくれると思ったと安室透は言うのでした。

 
後日、ニュースではカプセルから火星の物質を取り出して調べを始めたことや、日下部検事が事件を起こしたことを報道していました。

彼の動機から公安に対する恨みは伏せられ、普段扱う調書の資料に触発されてそれを元にサイバーテロを起こしたと伝えられます。

コナンは灰原と共に探偵団たちがドローンを操作したことで日本が救われた、ということ密かに談笑しながら物語は終わります。

 
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