名探偵コナンは実写化されているのをご存じでしょうか?
「真夜中のコナン、はじまる」をキャッチコピーに2011年頃放送されたのが実写版の名探偵コナン。
溝畑順平さんやAKB秋元才加さんなど時代をときめく芸能人を起用したことで話題となりました。
今回はそんな深夜版名探偵コナンの魅力に迫っていきたいと思います。
コナンが出ないコナン?
名探偵コナンなのにコナンが出てこない。
え、主人公不在?
じゃあ誰の話やるの?
おっちゃん外伝?
それはそれで面白そうですがそういうわけではありません。
このドラマは原作第一話である「ジェットコースター殺人事件」よりも前の話となっています。
つまり「コナン」ではなく「工藤新一」が主人公の話なんです。
が、漫画原作ドラマあるあるで原作とは大分設定が変更されているため、高木刑事とすでに知り合いで第一話から一緒に調査をしています。
またこういうドラマだと原作のキャラクターがほとんど出てこないなんてことが多いのですが、このドラマでは西の高校生探偵・服部平次や服部の幼馴染みの遠山和葉、高木刑事の想い人・佐藤刑事も出てきます。
お馴染みのキャラがたくさん出てくるのもコナンファンにはたまらないところ。
また、深夜放送だったので、コナンだけでなく描写も大人的な表現が増えているなどドキドキ感も満載です!
キャストは超豪華俳優陣!
工藤新一役にはイケメンパラダイスで一躍有名となったジュノンボーイ溝端順平さん、毛利蘭役に忽那汐里さん。
忽那さんといえばポッキープリンセスとして有名ですね。
また、毛利小五郎役に人にやさしくなどもはや説明不要なほど数々のドラマに出演している陣内孝則さんなど初回からそうそうたる顔ぶれですね。
加えて各回のゲストキャラにも力が入っています。
蘭の母親である妃弁護士役にHEROでは逆に検事役を演じていた大塚寧々さんは今回も大人の魅力あふれる演技を見せてくれました。
服部平次役に今をときめく松坂桃李さん、
戦隊モノやイケメンモデルとして工藤新一のライバルとして申し分ない配役です。
エグザイルのAKIRAさん
やドランクドラゴンの塚地さん、
升毅さんに
田中要次さんが出演するなど飽きさせない俳優陣となっています。
どんなドラマ?
一話完結で30分構成のとても見やすいドラマとなっています。
漫画原作のドラマはアニメや漫画が好きな人間からは比較的好かれない傾向があります。
ですが、本作は時間が短かったり誰もが知っている有名芸能人が多いため、とても見やすい作品になっていて深夜にやっているにも関わらず人気がある作品だったように思えます。
ゴールデンはできないようなすこしアダルトな描写が男性ファンを虜にしていたというのもありそうですが(笑)
友達からDVDを借りてみてましたが結構面白くはまってしまいました(笑)
灰原派の自分としては哀ちゃんが出ていなかったのがとても残念でしたが、小五郎のおっちゃんのコミカルさが際立ったりしていて楽しめる作品でした。
個人的には金田一少年のような雰囲気がなじみやすかった部分かな、と思います。
全編を通じて過去の事件を振り返り問題に答えて閉じ込められた部屋から脱出するという要素もメタフィクションっぽさがあり◎でした。
推理ものの作品や金田一少年の事件簿などが好きな方は是非一度見てみて頂きたい作品ですね。