名探偵コナンの正体は、高校生探偵の工藤新一です。
今回は工藤新一と幼馴染の毛利蘭との恋愛事情についてご紹介します。
新一と蘭のエピソード、保育園での出会いから、小学生、中学生、そして高校生でコナンになるまでを追いました。
新一と蘭の出会いのエピソード
「サクラ組の思い出・蘭GIRL / 新一BOY」(アニメ853-854、コミック87巻)
桜を見ると新一との出会いを思い出すと言う蘭。
その頃の蘭、実は新一のことが大っ嫌いだったのです。
新一と蘭が出会ったのは、保育園のときです。
ふたりの出会いは蘭や園子のいる保育園に新一が入園したことがきっかけでした。
保育園の桜組に進級した蘭。
しかし進級初日に名札を、父の小五郎に踏まれて壊されてしまいました。
そんな蘭に母の英理が色紙を使って新しい名札を作ってくれたのでした。
同じ頃、サイン会中の工藤優作のところに電話が入りました。
新一の名札が見当たらないと言う有希子に間違って持ってきてしまったという優作。
そのため、有希子と新一は優作の所によってから登園しました。
ちなみにこの頃、小五郎も優作もトレードマークのひげがありません。
新一が保育園に着いた時、蘭達は昼寝の時間でした。
しかし、いじめっ子に名札を取られて、ぐしゃぐしゃにされてしまった蘭は、ひとり起きて名札を作っています。
しかし母の英理のマネをしてもなかなか作れません。
つい泣いてしまったものの、何とか仕上がったときに、新一が「俺にも作ってくれよ・・・」と声をかけたのがふたりの出会いでした。
蘭のことを泣き虫と言う新一。
せっかくサイン会場まで取りに行ったのに名札をなくしたと言うのでした。
そんな新一に蘭は名札を渡して「毛泣き虫だなんて呼ばないで!!」と言うのでした。
実は新一、蘭がひとりだけ紙の名札をしていると、いじめっ子に名札を取られたところを見ていたのです。
そこで新一は自分の名札を外しました。
そして蘭と一緒に紙の名札をして仲間となり、いじめっ子と戦ってくれたのです。
こうして新一は蘭にとって大好きな幼馴染となったのでした。
そして新一は名札をくれたときの蘭の笑顔にぞっこんとなったのでした。
新一と蘭のエピソード 小学生編
「追いつめられた名探偵!連続2大殺人事件」(アニメ096、コミック14巻)
「工藤新一少年の冒険」(アニメ472-473話、コミック55巻)
一緒に出かけた思い出や写真も多い新一と蘭。
新一が幼児化したコナンと、新一の幼少期は当然そっくりな顔をしています。
一緒に世界的有名なマジシャン、九十九元康のショーを見に行ったこともありました。
そしてこのショーの写真のせいでコナンの正体が危うくばれそうになったのでした。
小学校入学まではいつも一緒に遊んでいたふたりですが、だんだんとお互いを意識するようになり少し距離ができてきました。
「毛利さんと呼ぶから自分のことを工藤君と呼べ」と蘭に言った新一。
そんなある日、お化けの正体を突き止めようと蘭と新一は夜の学校に忍び込みます。
そして不気味な人物に暗号を渡され、暗号解読の冒険が始まります。
ふたりがけんかしたのではないかと心配していた若き日の博士と共になぞ解きをする新一と蘭。
結局暗号を解いた答えとして、きれいな夕日を見た新一はつい蘭と呼んでしまい、ふたりの呼び方も戻るのでした。
その他にも小学生のときに蘭が無くした給食袋を新一が見つけたこと、小学校でかくれんぼをして出られなくなった蘭を新一が見つけてくれたことなど、会話の端々に幼いころのふたりのエピソードが隠れています。
新一と蘭のエピソード 中学生編
「初恋の人想い出事件」(アニメ100-101、コミック18巻)
学ランとセーラー服がまぶしいふたりの中学時代。
喧嘩しても結局一緒に帰って、何となく仲直りしてしまう、なんだかんだ言って気持ちの通じ合ったふたりなのでした。
数少ない中学時代のエピソードで特に印象的なのがレモンパイのお話です。
誰もいない新一の家の大掃除をする蘭、園子、コナン。
そこに現れたのが2つ年上の中学時代の先輩、内田麻美でした。
彼女は何と、4年前に新一から告白されていたと言うのです。
その頃、麻美が作ってサッカー部に差し入れていたのがレモンパイでした。
蘭も麻美に習って作りますが、きれいにできず、才色兼備で文武両道の先輩にかなわないと落ち込みます。
しかしその後、麻美から本当は麻美が新一に告白していたと教えられます。
麻美は差し入れのレモンパイをまずいと言われたのが悔しくて作り続けるうちに、気が付いたら新一を好きになっていたのでした。
告白したものの麻美は振られてしまい、新一に「小さい頃から気になってんのがいるんスよ!気が強くて意地っ張りでそのくせ涙もろい・・・みょーちくりんが・・・」と言われたのでした。
しかしながら蘭、そのみょーちくりんが誰なのかわかっていないのでした。
新一と蘭のエピソード 高校生編
「空飛ぶ密室 工藤新一最初の事件」(アニメ162、コミック21巻)
「工藤新一水族館事件」(アニメ772-773)
「ジェットコースター殺人事件」(アニメ001)
高校生となった新一と蘭。
いよいよ新一は高校生探偵としてデビューします。
その記念すべき事件が起きたのは、何とロサンゼルスに向かう飛行機の中でした。
小五郎いわく「駆け落ちゴッコ」のその旅行は、新一の両親からの招待でふたりでロサンゼルスに向かっていたのです。
その飛行機の中で起きた殺人事件を新一が解決し、同席した目暮警部からも一目置かれるようになったのでした。
そしてロスに着くなり移動したNYでは殺人事件に巻き込まれ、さらに通り魔にも遭遇と災難な目にあうふたり。
そんな中でも新一は冷静に行動しています。
例え通り魔であっても、人が人を助けるのに論理的思考はないと言う新一に対して、蘭は自分の恋心に気が付いたのでした。
その後、探偵としてのキャリアを積んだ新一。
この頃から殺人事件に遭遇することが多く、蘭とでかけた水族館でも殺人事件に巻き込まれます。
このとき新一は無事事件を解決したものの、蘭の携帯を壊してしまいました。
「新一といるとロクなことがない」と言う蘭。
そこで新一は蘭と、ナマコ男のストラップが付いた携帯を贈ること、そして空手の都大会に優勝したら新しくできるトロピカルランドに連れて行くと約束します。
これがコナン第1巻のトロピカルランドにつながるエピソードなのでした。
そしてトロピカルランドでデートするふたり。
しかし探偵として有名になった新一は、ずっとホームズの話ばかりしていて、ついには蘭に怒鳴られてしまいます。
それでも楽しく過ごしていたのですが、ジェットコースターで首が切られるという恐ろしい殺人事件に巻き込まれてしまいます。
事件は無事に解決したものの、容疑者となった黒づくめの男の怪しい取引現場を見た新一は、あやしい薬を飲まされてしまい、目が覚めたら体が小さくなっていたのでした。
この続きとなる「新一と蘭が告白して恋人として付き合うまでの恋愛回エピソード」はこちらです。