怪盗キッドと言えば、欠かせないのが園子の叔父である鈴木次郎吉です。
なぜ次郎吉はキッドに一方的にライバル意識を持っているのか、その理由が分かる鈴木次郎吉の初登場回「怪盗キッドの驚異空中歩行」のネタバレ、トリック、あらすじやラスト最後の結末をご紹介します。
コミック44巻、アニメの第356話です。
動画サイトも紹介します。
怪盗キッドの驚異空中歩行ネタバレ 奇蹟
「オッサンズ11PART2」の映画を見た後に落ち込む園子。
「どうしたの?」と蘭は映画に誘った園子が元気がないことを不思議に思います。
思ったほど面白くなかったという園子とそこそこ楽しめたという蘭。
「続編なんてあんなモンだよ・・・」とコナンは呟きます。
「あ~どこかで起こってくれないかな~心臓の音が消えてしまうような、華麗で大胆なとびっきりの事件が!!」
という園子の言葉にコナンは「そーいや最近みかけねーな・・・あの野郎・・・」と月を見上げました。
そのとき、「きゃっ」という園子の悲鳴が響きました。
ひったくりです。
慌てて蘭とコナンがひったくりを追います。
と、その時サイドカーをつけたバイクが後ろからやってみました。
「行け!!ルパン!!!」と叫ぶ白髭の老人。
その声を合図にサイドカーの犬がひったくりに飛びかかりました。
「フン!!か弱気女子の鞄に手を掛けるとは不届きな奴め!!儂の自伝の片隅にでも乗せてくれようぞ・・・」
追いついた蘭達は老人と犬に礼を言います。
「例えこの愛犬ルパンが振り切られても・・・1500ccツインカムエンジン搭載の儂のハーレーからは逃げおおせられはせんよ・・・いざとなったらスピードアップの細工も施してあるしのォ・・・」
と高笑いする老人。
そこに追いついた園子は老人に、「おじ様・・・次郎吉おじ様じゃない?」と声をかけます。
なんとその老人は園子の父のいとこで鈴木財閥の相談役の鈴木次郎吉だったのです。
(※その後設定の変更で園子の父の兄となりました)
半年前から旅行に行っていた次郎吉は先週帰ってきたと言います。
「世界中を巡って、ようやっと見つけたから舞い戻って来たんじゃよ・・・最高の餌をな・・・」
鈴木次郎吉邸を訪れたコナン達。
そこにはゴルフのヨーロッパオープンから世界ハンバーガー早食い選手権までたくさんのメダルやトロフィーが飾られています。
そこで園子は見慣れない像を見つけました。
それは伝説のアクアマリン「大海の奇跡」を掲げた女神像でした。
これこそ次郎吉が用意した餌だったのです。
生まれてからの72年間欲しいものをすべて手に入れてきた次郎吉が唯一掌握できなかった者、どんな警備や金庫も突破して夜空に翼を広げて逃げる白き罪人・・・
「それってまさか・・・」とコナン達はある人物を思い浮かべました。
朝刊にでかでかと「怪盗キッドに告ぐ!!」という字が躍っています。
鈴木次郎吉が出した怪盗キッドへの挑戦状です。
こんな挑戦に誰が乗るかというコナンと小五郎。
そんなふたりに蘭は次郎吉の所に挑戦を受けて立つというメールが来たことを知らせます。
今度の土曜日に下見に来ることが書かれているという園子から来たメールの転送を見ると、その追伸に「ブルーワンダーの名の如くあるいて頂きに参上しよう・・・」と書かれています。
「あ、歩いてだとォ!?」と小五郎が叫びます。
下見当日、鈴木大博物館はたくさんの警官やヘリに囲まれています。
指示を出す中森警部は、誰も通すなと無線で叫んでいます。
その様子を見守るコナン達の所に園子と次郎吉、ルパンがやってきました。
園子が小五郎を次郎吉に紹介していると中森警部が「あんたか!?こんな騒ぎを落とした張本人は!?」と邪魔なヘリをどかすように言います。
次郎吉のヘリのせいで警察のヘリが飛べないというのです。
そんな中森警部に次郎吉は「警察のヘリなんぞいらんじゃろ?キッドは歩いてくると予告しておるんじゃから!」と言います。
次郎吉は警備ではなく撮影のためにヘリを飛ばしていて、その映像は近くのワゴンでチェックできると言います。
そのワゴンの中はまるでテレビ局の中継車のようです。
そこからはヘリのカメラだけでなく、博物館内の監視カメラの様子も見る事ができます。
さらに博物館の全てのドアの開け閉めをすることができるので、女神像のある最上階にキッドが来ても閉じ込める事ができるというのです。
その時画面を見ていたコナンは空を飛ぶ怪盗キッドの姿を見つけました。
その映像は博物館裏手で7番機が撮ったものと聞いて中森警部が飛んでいきます。
一方次郎吉は、下見だから取られはしないとキッドの出方を見ると言います。
そのとき上でポン、と爆発音がしました。
空を見上げると、怪盗キッドが突きの前に立っているのです。
怪盗キッドの驚異空中歩行ネタバレ 驚愕
「う、浮いてる・・・」
皆の目がキッドに集まります。
そんな中次郎吉は「だまされるな!!」と叫びました。
そして、キッドは黒いアドバルーンか何かにワイヤーで吊るされているだけだから頭の上を確認するように言います。
次郎吉の命令で7番機が移動します。
それを聞いた園子はワイヤーがプロペラに絡まることを心配しました。
それに対して次郎吉は、それくらいキッドも予想していて近付いたらワイヤーを切ってグライダーで逃げるだろうと返します。
しかし、7番機がキッドの頭上に行ってもキッドはそのまま立っています。
「上じゃないって事は・・・」「横!?」
コナンや中森警部はビルの間にワイヤーを通していると考えました。
そしてふたりはそれぞれビルの屋上に上がりますが、そんなワイヤーは見えません。
その時、キッドがしゃべりだしました。
「Ladies♡ and・・・ gentlemen!!さあ、今宵の前夜祭・・・話が肢体が繰り出す奇跡を・・・とくと御覧あれ・・・」そう言ってキッドはまるで地面の上にいるかのように空中で歩き出しました。
「なるほど・・・歩いて盗りに来るとはこういう事か・・・」と感心する小五郎に次郎吉はこのトリックを尋ねます。
そうこうするうちにキッドは鈴木大博物館の屋上にある大海の奇跡に近づいてきました。
ひとりの警備員が次郎吉に「例の仕掛け、作動させた方がよろしいんでは!?」と声をかけます。
「止むを得んな・・・」という次郎吉の声で仕掛けが作動されました。
その様子ににやりと笑うキッド。
そして「前夜祭はここまで・・・明晩20時再び同じ場所でお会いしましょう・・・」とキッドはポンという爆発音と共に消えてしまいました。
「だから言ったでしょ!?」
と鈴木次郎吉に怒鳴る中森警部。
最初から警察のヘリを張りこませていれば、と言いますが次郎吉は空を歩くことが予想できていたのかと尋ねます。
言葉を疲らせる中森警部に次郎吉は今夜は下見でやり方が分かったからよいと言います。
「なーに、盗られやせんよ・・・儂が世界中を駆け巡ってやっと手に入れた・・・あに「大海の奇跡」はな!!」と言って見上げた先には逆さまとなった「大海の奇跡」があります。
回転させることで中と外の本物と偽物が入れ替わるようになっていたのです。
「こんな小細工、キッドにすぐ見抜かれて・・・」とまだぶつぶつ言う中森警部。
ヘリなど飛ばさず警備を警察に任せるよう言う中森警部に次郎吉は、今夜の何倍ものヘリと警備員を張りこませると言います。
作戦を熱く語っていた次郎吉は突然、「動くな!!」と声をあげました。
驚く小五郎の足にルパンが噛みつきます。
「な、何だこの犬!?」と言う小五郎をよそにあったと喜ぶ次郎吉。
次郎吉はコンタクトをしているのですが、それを落としてしまったのです。
「せめてわしの目の黒いうちに彼奴を・・・」という次郎吉に中森警部はなぜそんなにキッドを目の敵にしているのか尋ねます。
それは次郎吉の人力飛行機世界1周のニュースが、キッドのせいで新聞の3面に追いやられたからでした。
今まで取った賞や記録がいつも1面なのに3面に追いやられたことが我慢できなかったのです。
「彼奴をひっとらえた暁には、この鈴木次郎吉、一面に返り咲いてくれようぞ!!!」と意気込む次郎吉。
そして次の日、博物館の周囲にはたくさんのヘリコプターと野次馬が集まっています。
この野次馬は、逮捕シーンをリアル見せるためわざと入れているそうです。
そんな人混みを避け、コナン、小五郎、蘭は園子の案内でそばのビルの屋上へ行きました。
席があるうえに飲み物まで準備されていて、初めて園子がお嬢様に見えたというコナン。
その周囲には警備員が待機しています。
そんな中、コナンは昨日キッドが使ったトリックを考えますが、さっぱりわかりません。
その時、ヘリの風で蘭の帽子が飛ばされてしまいました。
その帽子を取りに行ったコナンは、周囲をぐるりと囲むフェンスの下に付いた、真新しい傷に気が付きました。
怪盗キッドの驚異空中歩行 戦慄
テレビでは鈴木大博物館の周囲の中継が流れています。
キッドの登場を期待する園子。
何と園子は、博物館の屋上で宝石のついた女神像を抱えてキッドを待っていようとしたそうですが、当然次郎吉から反対されました。
宝石と一緒にキッドにさらわれて恋人の京極に助けられるのを妄想してひとりで盛り上がる園子に小五郎と蘭はあきれ気味です。
そして昨日のキッドの登場についてタネと仕掛けもないようだったと話していると、コナンは仕掛けの跡を見つけたかもしれないと言いだしました。
コナンの言葉でその傷を見た園子は、向かいのビルで待機している警備員から電話でそちらにも同じような傷があることを聞き出しました。
ワイヤーで吊った、立体映像を出す機械をつけた跡じゃないかと推理し合う蘭と園子。
それらの推理を否定した小五郎は「例えそこに遭ったとしても先入観で見えなくなる」といって硬質ガラスを置いてそこを歩いたという推理を披露します。
「そんなガラスがあったらいくらなんでも誰かが気付いてるわよ!!」「どーやって運んでどーやって片付けたっていうの?」と大ブーイングをする蘭と園子。
一方、コナンは「先入観で見えなくなる」という言葉が引っ掛かっていました。
その頃、警察はたくさんの野次馬のチェックがしきれなくなっていました。
それもそのはず、鈴木財閥がキッドファン大歓迎というチラシを配っていたのです。
どうせ空から来るしノーチェックでいいという中森警部。
この騒ぎの原因である次郎吉もバイクで博物館にやってきました。
そして多くの報道陣に囲まれてインタビューを受けています。
テレビの中で次郎吉は「ハリウッド顔負けの大捕り物を見せる」と張り切っています。
と、そこでCMが流れました。
それは鈴木大博物館の物です。
次郎吉は番組に合わせて特番で使った映像を編集したCMを流しているのでした。
早くキッドに会いたいと心弾ませる園子。
「こんな騒音の中で会ってもねぇ・・・風もすごいし・・・」という蘭の言葉に何か思いついたコナンは、面白いことに気付いたから次郎吉に会いに行くと屋上から出て行きました。
コナンは次郎吉に会いに映像チェックのワゴンに向かいました。
そして、小五郎に言われたと昨日の怪盗キッドの映像をもう一度見せて欲しいと頼みます。
しかしその映像データは次郎吉の自伝映画スタッフの元と聞いて落ち込んだコナンは、中森警部のキッドは今までこんな派手な下見をした事がないという言葉に疑問を覚えました。
そんななか、ついにキッドの予告まで1分になりました。
しかし次郎吉は「来やせんよ・・・」と言います。
野次馬に囲まれヘリの風に煽られハンググライダーで飛ぶのも難しい状態になっているからです。
そう言って次郎吉がテレビ画面を笑ってみていると、突然空中で小さな爆発が起こり、キッドが姿を現しました。
ヘリの騒音や風でうるさい中、キッドが宙に浮いています。
さらにそこへ、雨が降ってきました。
突然の雨が降る中、キッドコールは相変わらず続いています。
その時、急に7番機の映像が消えました。
7番機からの通信では特に異状がないから雨のせいではないか?と言いますが、中森警部はキッドの手下による部がい電波ではないかと疑っています。
キッドにはひとり手下がいるというのです。
中森警部は早速、野次馬の中に電波を出す機械を持った人物がいないかチェックするように言います。
そんな警察とは関係なくキッドは空を歩いて博物館に向かっています。
次郎吉はいったん、「大海の奇跡」を中に取りこむよう指示を出しました。
「傷・・・先入観・・・風・・・手下・・・!!!」
コナンはついにキッドが空中に現れ、歩き、消えたトリックとこれから盗もうとしている手口に気が付きました。
怪盗キッドの驚異空中歩行 脱出
雨の中宙を歩くキッド。
次郎吉は「大海の奇跡」を取りこんだところで館内全ての電気を消すよう指示を出しました。
キッドが館内の映像を傍受している可能性に備えるためです。
「大海の奇跡」を盗ませさえしなければ自分の勝ちという次郎吉は、中森警部に指揮を委ねるから部下を貸してほしいと頼みました。
その様子をじっと見ているコナン。
「キッド様ぁ~!!」と園子は叫んでいますが、ヘリの騒音で届きません。
その様子を見ていた蘭は「え?あれ?」と何かに気付いたようです。
ついにキッドは「大海の奇跡」まであと100mの所にきました。
中森警部は次郎吉の下に派遣した部下に連絡を取りますが、盗聴されているかもしれないと次郎吉がその電話を切ってしまいました。
そのとき、中継映像をチェックしていたスタッフが中森警部に、「なんか変ですよ、今夜のキッド・・・」と声をかけました。
「歩いているというより・・・何か揺れているような・・・」
屋上では蘭が先ほど見た、糸のようなもののことを話しています。
キッドの肩口からキラッと光る細い糸が見えた、という蘭の言葉に「キッドはヘリに吊られているって事?」という園子。
野次馬達もキッドのおかしな様子に気が付きました。
中森警部はキッドの頭上にいる7番機に声をかけますが応答はありません。
そして、7番機に乗った口髭の男は何かボタンを押しました。
シュゥゥゥ・・・ポン、突然の爆発で姿を消したキッド。
「やっぱり7番機か!!」と中森警部はキッドの手下を断定しました。
中森警部はすぐに警戒中のヘリに7番機の位置を報告するよう指示を出します。
すると次々に入ってくる7番機の情報。
しかもその位置はまばらです。
なんとほとんどのヘリの尾翼に7番と書かれているのです。
一方、中継カメラを見ていたスタッフは博物館から出てきた数名の男達に気が付きました。
中森警部が次郎吉の下に派遣した部下です。
あまりに目立つ行為に中森警部は部下達の元へ駆けつけますが彼ら囮だと言い、本物は清掃員に扮した次郎吉がゴミ袋に入れて博物館裏口から出たと言います。
その頃、サイドカーに「大海の奇跡」を入れてバイクを飛ばす次郎吉。
「フフフ・・・ハッハッハッハ」と笑う次郎吉の耳に、「何がおかしいの?怪盗キッドさん?」という声が入ってきました。
何とサイドカーにコナンが潜り込んでいたのです。
宝石を守れたから笑っていたという次郎吉にコナンは「今日、博物館にこのハーレーで乗り付けた時点で見抜いていたよ・・・」と言いました。
なぜなら今もそうですが次郎吉がゴーグルをつけていないから。
コンタクト使用者がゴーグルなしでバイクに乗るのは風が瞳に当たっていたいからです。
怪盗キッドの驚異空中歩行 トリック
どっかで次郎吉を眠らせているのだろうというコナン。
サイドカーで眠らされていたルパンは潮留公園の木陰に連れて行ったと言います。
昨日も今日もキッドが現れた時はコナンの側にいたという次郎吉ですが、それは鈴木財閥の中に手下を紛れ込ませて行ったトリックだったのです。
「手下のヘリで例のふたつのビルの上空に移動し、ヘリの上からワイヤーの先を片方のビルの屋上にひっかけ、ヘリからハンググライダーでもう片方のビルに着地し、屋上にワイヤーをひっかけふたつのビルにワイヤーを渡した・・・
そして体に付けた滑車でワイヤーの真中に移動し、まとっていた黒いマントを煙幕と共に脱ぎ捨てれば怪盗キッドの登場だ!!」
ビルにあったワイヤー後の謎はこれだったのですね。
「続いてすぐに手下のヘリを頭上に向かわせ、ヘリから飛び立つ前にヘリと自分をつないでおいた釣り糸のような細いワイヤーをピンと張るまで巻き上げさせる!その後で体から滑車を外し、ビルに渡したワイヤーを素早くヘリに回収させれば・・・上からも横からも釣られていない事になり空中浮遊が完成する!後はヘリが前進するのに合わせて、オメ―が歩くふりをするだけ・・・」
キッドは足音はテープレコーダーから流し、揺られ方に合わせて大股小股を使い分けていたのでした。
そして煙幕と共に白い衣装を脱ぎ捨ててサーチライトをずらしてヘリの中に引き上げられ、まるで空中で消えたかのように見えたのです。
今日は警察の目を引き付けるのを目的に、足が動くだけの人形を使ったので同じトリックを使ったもののすぐに違和感を感じられてしまったのでした。
昨夜、ヘリがキッドの上に来たため上から吊るされていることはないと思っていたため、ヘリから吊るす意図に気がつかなかったのです。
キッドの上にいる7号機なら吊るす糸を取れましたがそれはキッドの手下が乗っているヘリ。
以前博物館の特番で使われた映像にキッドを合成したものを7番機の映像としていたため糸は見えていませんでした。
だから7番機は雨が降ったとき、映像を流すのをやめたのです。
なぜなら、その映像には傘を持った人が映っていないからです。
派手に下見をしたのは空に注目を集めて地上の警備を緩めて次郎吉に変装して潜入しやすくするためでした。
怪盗キッドの驚異空中歩行 ラスト最後の結末
「迂闊だったな・・・」とゴーグルをつけずにハーレーで乗り付けたところがテレビに映っていた事を指摘するコナン。
次郎吉は「付け忘れたのではなく・・・付けられなかったんじゃ・・・変装が崩れちまうからな!」と言ってキッドの姿を現しました。
そして話は部下の乗る7番機の話に移ります。
キッドはヘリの尾翼に7番のステッカーを張り、さらにその上に飛び立つと風で飛ぶよう軽く本当の番号を張っていたのです。
おかげでヘリ達は混乱し、その混乱の中手下は逃げる・・・
「まさにブルー・ワンダー!大空の奇跡の脱出ってわけだ!!」というキッドにコナンは空と海の色は色の散乱と反射で違うと指摘しながら「このバイクが止まるまで撃たないし・・・」麻酔銃を向けます。
しかし、怪盗キッドも負けてはいません。
素早くサイドカーを切り離し、目当ての宝石ではないから預けたと言ってそのまま逃げようとしました。
その時、サイドカーと道路の摩擦のせいでしょう。
コナンが開けたタンクの穴から漏れたガソリンが引火して燃えだしたのです。
火はすぐにコナンのサイドカーからキッドの乗るバイクの方へ向って燃え上がります。
コナンがバイクの所まで駆けつけるとキッドはすでに空へ逃げていました。
(と見せかけて本当は燃えるバイクの側に潜んでいました。)
「え?次郎吉おじさん、今度はコナン君に怒ってるの?どーして?宝石守ったのはコナン君じゃない!」
園子と電話で話す蘭。
その後ろで小五郎は「原因はこれだな・・・」と新聞を読んでいました。
その日の新聞の一面は、「またまたお手柄小学生!!」の記事でした。
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