名探偵コナンの中でも特に人気の高い神回を紹介しています。
今回は記念すべき第1000話となる「紅の修学旅行編」です。
コナンが新一の姿に戻って活躍する注目の回で、新一と蘭の恋の行方に大きな進展（キス！）があったことでも注目されています。
この紅の修学旅行（鮮紅編）のネタバレやトリック、犯人と最後の結末や動画についてご紹介します。
名探偵コナン 紅の修学旅行（鮮紅編）ネタバレ
「無理、無理、無理、無理・・・勘弁して～！！」と真っ赤な顔をした蘭の真っ赤な顔で始まる紅の修学旅行編。
舞台は京都、清水寺です。
ちなみにこのシーンは連載中のサンデーではもちろん、コミックでもカラーで掲載されています。
そんな蘭に「ラブラブショットを撮ってあげようって―のに・・・」
とからかうおなじみの鈴木園子。
「行って来ォい♪」
そういって押し出した先にいたのは同じく頬を赤らめた新一です。
ぶつかって謝る蘭に風邪気味だから近寄らないようにと言う新一。
心配する蘭に博士から薬をもらっているから大丈夫と言います。
そんなふたりに「密会のご相談かしら？」としつこくからむ園子。
なんだかんだ言いながら園子も、いつも事件と言って出かけている新一に蘭が会えたことが嬉しいんですね。
まぁ実はコナンとしていつも一緒にいるんですが・・・。
さて、いつもはコナンとして見上げていた蘭の顔を間近に見てやっぱり可愛いと思う新一に「本当に工藤新一なのか？」と詰め寄る同級生であり女子高生探偵の世良真純。
「ガキの頃海であったよな？１０年振りか？」と言う新一に「１０年振り？本当にそうなのか？」と尋ねる世良。
新一＝コナンについて強い疑いを持っているようです。
さらに同じ班の中道に「よく修学旅行に参加できたな・・・来ねえかと思ったぜ？」と聞かれる新一。
「色々あってな…」と新一は灰原哀との会話を思い返します。
この話の前の事件で灰原が無くしてしまった大切なマスコット人形を探しだしたコナン（新一）。
海に飛び込んでまで探しだしたことに免じて、灰原との約束を守ることを条件にAPTX（アポトキシン）４８６９の解毒薬をもらったのでした。
清水の舞台からの景色を楽しむ蘭、園子、世良。
園子は蘭に新一からの告白の返事をしたのか尋ねます。
「ま、まだだけど・・・」と答える蘭に園子は清水の舞台から飛び降りる気分で「ブチューってやっちゃいなさいよ！」とたきつけます。
そんなふたりの横に深く帽子を被った女性が立っていました。
手帳から押し花のようなものを取り出すと「出栗君・・・もうすぐだから・・・」と呟きながら花を落したのです。
その姿に気が付いた蘭は「女優の鞍知景子さんじゃないですか！？」と声をかけました。
「内緒にしてね・・・」とほほ笑む彼女は大きな賞も受賞したことのある女優、鞍知景子（３７）だったのです。
突然現れた有名人と写真を撮ろうと蘭は新一達にも声をかけます。
すると鞍知は「新一？もしかして君、工藤新一君？高校生探偵の！有希子ちゃんの息子さんよね？」と新一に声をかけます。
鞍知は新一の母、有希子の知り合いでなんと新一のおむつを替えたことがあると言うのです。
さらに大学時代の同級生と古い友人の墓参りに来ているという鞍知は、新一達と同じホテルに泊まっていると言い、「君に見せたいものがあるの」と鞍知は夜部屋に来て欲しいと新一に頼みます。
「暗号よ！探偵なら大好物でしょ？」という鞍知。
「本当は有希子ちゃんの旦那さん（新一の父、工藤優作）に頼もうと思ったんだけど・・・君じゃ無理かなぁ?」と言われてプライドの高い新一は引き受けることにしました。
「夜９時ごろに！」と言われた新一は「夜９時か・・・ギリだな・・・」と心配そうに時計を見ます。
一方、近くにいた色黒でサングラスとマスクを付けニット帽をかぶった怪しげな男も時計を見つめているのでした。
その後、京都観光を楽しんだ一同は養源院に訪れました。
養源院は血天井で有名です。
「大昔の殺人現場だな！」と感心する世良の後ろを、お化けや妖怪が苦手な蘭は新一にしがみついて歩きます。
ムギュとしがみつかれて「楽しすぎる・・・」と蘭に見とれる新一でした。
その後夜になり新一は蘭、園子、世良と共に鞍知の部屋を訪ねました。
部屋でも帽子を被ってることを鞍知に尋ねると、「撮影中に転んでタンコブができちゃって・・・」と答えました。
「もしかして今週末に封切りする映画の撮影？」
と尋ねる園子に後ろから「そうそう『紅の修羅天狗』！」と後ろから声が聞こえてきました。
俳優で時代劇ファンタジー『紅の修羅天狗』の主演を務めた井隼森也（３７）、映画監督の馬山峰人（３８）、そして作曲家の阿賀田力（３７）でした。
彼らが鞍知と京都を訪れている大学の同級生だったのです。
紅の修学旅行（鮮紅編）暗号
そして暗号は別の同級生、脚本家の西木が持っていると言うので皆で西木の部屋に行くことになりました。
西木太郎（３８）は「これが先週私の所に届いた・・・暗号だよ・・・干涸びた（ひからびた）ヤツデの葉も同封されててね・・・」と新一に暗号を見せます。
「黒い４つの四角って何だかわかります？」
とまず四角に注目した新一。
その質問に井隼達が「その暗号を考えた出栗って奴のマークだよ！」「アイツ・・・ノートやバッグにもそのマーク入れてたね・・・」と口々に答えます。
「なら、その人に聞けば暗号の意味が分かるんじゃ・・・」と世良は尋ねますが、出栗は先月清水の舞台から飛び降りて死んだこと、死ぬ前に西木に宛てた伝言かもしれないことを聞かされます。
新一は鞍知とメールアドレスを交換し、バーに行くと言う鞍知達と分かれて一度部屋に戻ることにしました。
歩きながらも暗号の解き方を考える４人。
「同封されてたヤツデの葉って何だろ？」っと尋ねる蘭に新一は「天狗がよく持ってるよな？」と答えます。
そのとき新一の携帯に鞍知からのメールが届きました。
「新一君早く！西木君の部屋に！！」というただならぬ文面に新一達は慌てて西木の部屋に戻ります。
新一と世良が部屋をのぞくとそこには床一面に散らばった原稿と、逆さまの姿で頭にタンコブがふたつ付いて胸を刺された西木の遺体がありました。
「皆でバーで飲むんじゃなかったのか？」
と世良が尋ねると仕度のためにいったんそれぞれが部屋に戻り、１０分後に西木の部屋で集合したが返事がないからボーイに開けてもらったとのことでした。
そのときポタポタと何かが新一の肩に落ちてきました。
「ん？」と新一が天井を見上げるとそこには養源院のような血天井と、血で付けられた足跡があったのでした。
「まるで血天井だな・・・」と呟く世良に「ああ・・・しかも天井についた血の足跡が・・・窓まで続いている・・・」と新一は天井や窓を見回します。
「犯人は、被害者を天井まで吊り上げて斬殺殺し・・・そのまま天井を歩いて・・・この１５階の窓から消え失せた方のように見せたかったんだろうな・・・」
と世良は窓の外を見下ろしながら言います。
「まるで飛翔可能な翼と人の体を自在に操る神通力を兼ね備えた・・・化け物の仕業に・・・」という世良の言葉に「天狗・・・西木君は天狗に殺されたっていうの？」と鞍知が言いました。
「て、天狗だと！？」と井隼達は驚きを隠せません。
「そんな架空の魔物に西木は殺されたってうのか？」
という馬山に「でも犯人は、是が非でも天狗の仕業に見せかけたいようですよ？」と新一は答えます。
そして「被害者の懐に・・・天狗が良く持っているヤツデの葉が入っていますから・・・それと一緒に・・・新たな暗号も・・・」とヤツデの葉と新たな暗号を見せました。
「もしかしたら西木さんに届いたというこれに似た暗号は・・・殺人予告だったのかもしれませんね・・・」という新一の言葉に鞍知達は互いに顔を見合せます。
「おいおい新しい暗号が出てきたって事は・・・」「また誰かが殺されるっていうの？」
不安がるメンバーに世良は「この暗号を考えた出栗って奴に恨まれてたんじゃないのか？」と尋ねます。
「そんな事はないよ・・・なあ？」と４人は顔を見合わせます。
新一は原稿が散らばっていたことから「『紅の修羅天狗』に不満を持った人物の犯行でしょうね・・・」と容疑者を絞ります。
そして「脚本の所々に貼られているツルツルした紙は何ですか？」と尋ねます。
それに対して馬山は「付箋だよ！貼りやすくてはがしやすいって西木は最近よくそのタイプの付箋を使っていたんだ・・・」と答えました。
西木は映画をノベライズにするため、脚本を持ち込んで手直ししていたのです。
「最初にこの部屋に来たのは誰だ？」と世良は聞き込みを続けます。
「俺と阿賀田だけど・・・」と井隼が答え、阿賀田はドアベルを鳴らしても返事がなかったと付けたしました。
一方、どこからか電話が来た馬山は電話でなにやら話し込んでいます。
新「それが本当ならその１０分間で犯人は西木さんを殺し・・・天井にこの跡を付けたことになるな」
世「そうだな・・・さっき僕達がこの部屋に来たときはこんな跡はなかったからな・・・」
とふたりは再び天井を見上げました。
新一は警察を呼んだのかを尋ねました。
ちょうど電話を終えた馬山は京都府警の綾小路警部が来る連絡を受けたことを話します。
「その人ならシマリスを連れてる妙な警部だけど・・・割と切れる人だから心配ねぇ・・・」と新一は太鼓判を押します。
そんなふうに新一が世良と推理をしていると突然、ドックンと新一の胸が苦しくなったのです。
「ん？どうかしたのか？」と世良は新一に声をかけましたが、「い、いや何でもねぇ・・・あ、あとは任せたぜ・・・」と新一は西木の部屋を出て行ってしまいました。
廊下にいた蘭や園子は真っ蒼な顔をした新一に、そんなにひどい事件なのかと心配そうに尋ねます。
「か、風邪をぶり返したから・・・部屋に戻って寝る・・・」とふらふらと歩きながら新一は自分の部屋に戻っていきました。
新一が部屋に戻ると中でクラスメイトの男子達が集まっていました。
女優に会ってきたという新一に話を聞こうと声をかけてきますが、新一は「津、疲れたから寝る・・・お、起こすなよ・・・」と布団に入りました。
どんどん鼓動が早く大きくなってきた新一。
思わず「ぐあっ」と声をあげてしまいました。
中道は心配して声をかけますが、他の友人達の蘭に久々に会って興奮しただけという言葉に納得します。
しかしそのとき、布団の中にいたのは再び体が小さくなってしまった新一＝コナンでした
「おい、そろそろいいぞ・・・」
コナンは小さな声でベッドの下に声をかけました。
「工藤・・・言うとくけど・・・」
ベッドの下から同じく小さな声で返事がきました。
「こらメッチャ貸しやからな・・・」
とベットの下からひょこっと現れたのはサングラスとニット帽を身に付けた服部平次でした。
平次は薬が切れたときの新一の身代わりとして清水寺から付けてホテルの部屋に潜り込んでいたのです。
ぶかぶかのジャージを着たコナンはベッドから降り、袖をちょうどいいよう折りたたんでまくりあげました。
そしてコナンと入れ替わりにベッドに平次が入りました。
新一と入れ替わり布団にもぐりこんだ平次に、中道達は蘭に告白した話を聞かせろとせまります。
しかし変声機は枕の下にあるため、コナンはすぐに返事をすることができません。
「答えねぇと布団めくっちゃうぞォ」と言われた平次はとっさに変声機で新一の声で返事をしました。
しかし大阪人の平次、「オゥ！もちろん一発かましたったにきまってるやろ？ボケ！！」とその返事は関西弁でした。
な、何で関西弁？と突っ込みが気ますが郷には入れば郷に従って関西弁を使えと返します。
とりあえず納得したクラスメイト達はチューしたのか・・・と羨ましがります。
その光景にコナンは明日から変声機を肌身は出さず持ち歩くことを誓います。
そしてコナンは灰原から薬をもらったときのことを思い返しました。
『いーい？重要なのは次の３つ！』
と灰原は条件を上げます。
『薬の効果が切れたらすぐに次の薬を飲まずに８時間は間を空ける事！』
『幼児化している間は周囲の人に気づかれない対策を何か立てる事！』
『元の工藤新一の体に戻ったら目立つ行動は避ける事！』
『あと、あんまりイチャイチャしない事！』
とさりげなく４つ目を言う灰原。
『ま、まぁ４つ目はどうでもいいけど・・・最初の３つを守るのがAPTX４８６９の解毒薬をあげる条件よ！』
というやり取りで旅行に必要な解毒薬をもらったコナン。
そしてこれから耐えなければならない８時間を長く感じたコナンは、とりあえず平次に先ほどの暗号を送ることにしました。
一方、その頃世良は事件現場に到着した綾小路警部たちと合流していました。
世良から新一が自分のことを割りと切れる警部と言われた事を聞いた綾小路警部は、「工藤君に会うた事はあらへんのに・・・」と不思議がります。
「コナン君にでも聞かはったんやろか？」と言う綾野警部の肩にはおなじみのシマリスの姿が。
さすがの世良も「ホントにシマリス連れてる・・・つか、殺人現場にペット持ち込む刑事ってどーなんだ？」と目が点になっています。
「しかし、えらい殺され方ですな・・・心臓刺された上に・・・タンコブ２つもつけられはって・・・」と綾小路警部は遺体の様子を確認します。
そして綾小路警部は鞍知達に自分の部屋で待つよう指示しました。
そして夜が明けた頃、ベッドの下で寝ていたコナンは目を覚ましました。
薬の効き目が切れてから８時間たっていることを確認したコナンは早速薬を飲みます。
新一の姿に戻ったものの、コナンはこのまま無事修学旅行を終えられるか心配になります。
そんな新一の所に鞍知からメールが入りました。
「新一君助けて！今度は阿賀田君が大変なの！！１５０４号室に早く！」
という内容に新一は慌てて平次を起こして鞍知のもとに向かいます。
新一達が付いたときにはすでに綾小路警部や他の関係者が部屋の前に集まってボーイに部屋の鍵を開けてもらっているところでした。
平次の姿に綾小路警部がなぜいるのか尋ねましたが、新一に誘われたとごまかします。
隣の部屋の鞍知が阿賀田の奇妙な大声を聞いたと言いますが、綾小路警部は悪い夢だろうと心配ないように言います。
しかし部屋の中で見たのは床に転んでおびえる阿賀田と、そんな阿賀田を天井から睨みつける天狗でした。
「ゆ、許して・・・許してくれよ・・・」とおびえる阿賀田を助けようと平次は武器を探しますが見つかりません。
仕方なくそのまま新一達が突撃したところで、阿賀田はまだ火の付いたタバコも入った灰皿を天狗に投げつけました。
その瞬間燃え上がり煙で天狗が見えなくなったかと思うとそのまま消えてしまいました。
その光景に思わず「オレらまだ・・・寝ボケてるんとちゃうんやろな？」という服部でした。
その後、朝食会場で世良と顔を合わせた新一。
阿賀田の部屋に天狗が現れ、灰皿を投げ付けたら燃えて消えてしまった事を話します。
「マジで特撮じゃないか！」
と驚く世良に西木の遺体を見つけた後阿賀田は部屋に戻ったものの寝付けずにバーで飲んで気がいたら泥酔してしまい気が付いたら自分の部屋に戻っていた、寝起きの一服で煙草に火を付けたときに妙な気配を感じ天像を見上げたら天井から巨大な天狗が睨んでいたというのです。
あまりの驚きに阿賀たは椅子から転げ落ちて大声をあげ、その声を隣室の鞍知が聞いていたのでした。
「いつの間にか部屋に戻っていたということは・・・」と新一達は阿賀田が誰かに開放されて部屋に戻り、何かを仕掛けられた可能性を考えます。
しかしながら新一が見た限り映写機などはなく、新たな暗号もありませんでした。
その一方、阿賀田の額にも西木のようにふたつのコブが付けられていました。
「タンコブっていえば・・・」と話は鞍知に移ります。
鞍知は映画の撮影中に転んで頭をぶつけてタンコブができていたのですが、今思うと誰かに背中を押されていたかもしれないと言うのです。
さらに話は西木が殺された現場の話になりました。
昨夜新一が部屋に戻った後に警察の調べで新一の肩に垂れてきたのは西木の血ですがそれ以外のほとんどは事前に付けられた絵の具だったのです。
あらかじめ予想していた新一は「やっぱりそうか！」と笑みをこぼします。
また、散らばっていた原稿の下に埋もれていると思われた凶器が見当たらなかったというのでした。
「・・・となると犯人は凶器を・・・」と推理を巡らせていると、バンっと大きな音を立てて蘭がやってきました。
異様な雰囲気の蘭に声をかけると「ロンドンで私と新一がディープキスしたことになってるんだけどどーいう事！？」と赤い顔で睨みつけます。
「はぁ！？」と驚く新一に園子は中道が変な関西弁で言いふらしてる事を教えます。
蘭に言い訳をする新一に世良は「何で袖を折りたたんでまくってるんだ？」とジャージの袖の上げ方がおかしいことを指摘しました。
「普通、袖が邪魔ならこう炊くしあげるだろ？」と言うのです。
「なんとなく」と答える新一にさらに世良は「まるでそのジャージを・・・小さな子供に着せてたみたいだな？」と意味深な事を言います。
「バ、バーロ。そんなわけねーだろ？」と内心焦っている新一の横で蘭は壁に貼られたあるポスターに気付きました。
それは紅の修羅天狗のポスターです。
音
監 主 助 楽
督 脚 演 演 ・
・ 本 ・ ・ 阿
馬 ・ 井 鞍 賀
山 西 隼 知 田
峯 木 森 景 力
人 太 也 子
郎
坊
今回集まったメンバーの名前が載ったポスターですが、脚本の西木がなくなってしまったので公開されないかもしれないと園子が言います。
「どんな話だったんだろうな？」と言う世良に、新一は江戸を舞台とした悲しい恋の物語を説明します。
この物語の主人公はあやまって魔物の封印を解いてしまった妻を守るために命を捨てて天狗になった男です。
ラストシーンでは主人公が天狗になってしまった清水の舞台へ、テングクワガタという花を持った妻が会いに行きます。
そこで二人は別れの口づけを交わしたのでした。
公開前の映画のあらすじをよどみなく語った新一は、この映画が鞍知達の大学の卒業制作の焼き直しであること、ネットにストーリーーが載っていた事を伝えました。
そして蘭は清水の舞台で鞍知に会った時「出栗君・・・もうすぐだから・・・」と、映画のシーンのように押し花を風に飛ばしていた事を思い出しました。
「何で出栗君なんだ？そんな奴スタッフにいなかったよな？」と新一はサイトを見直します。
一方、蘭は映画のラストが口づけのシーンだったことから「新一もキスしたいのかなぁ？」と考えながら新一の顔を見つめます。
後編の恋紅編に続く
